スパイクからスタッドレスへ
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私が車の免許を取ったのは、昭和59年です。
当時はまだ、スパイクタイヤの車が走っていました。
私は冬になるとよくスキーに行っており、スキー場近辺を猛スピードで駆け抜ける、
四輪スパイクタイヤの四輪駆動車に、密かに憧れを抱いたりしておりました。
こちらは普通タイヤに滑り止めを装着していましたので、
どうしてもスピードは出せません。仮に出たとしても、怖くてハンドルも切れません。
ほんのわずかなアクセル操作もスピンに繋がりそうで、
おっかないったらありゃしませんでした。
そして、朝晩の凍結路面で、そのスパイクタイヤは威力を発揮していました。
マリ マリ マリ マリ、という、独特の音を立てながらやって来る、地元のスパイクタイヤ車は、
凍結路面も何のその、きゅっ、と、信号の手前で止まったものでした。
こちらは亀のようにのんびりと走っていましたので、
どうすればあのように走れるのかが不思議でなりませんでした。
そして憧れは現実になります。
私は三菱デリカを購入し、(おわかりでない方へ、四輪駆動のワゴン車です)
何と、東京在住にも関わらず、四輪にスパイクタイヤを装着したのです。
そして、冬になるとそのスパイクタイヤを得意げに装着し、
雪など滅多に降る事のない、東京の道路を、それこそ「まりまり」言わせて
走り込んでいたのです。今から考えると、あれは無駄だったな、
粉塵を撒き散らして申し訳ない事をしてしまったな、との思いに駆られます。
そんな事をしていた矢先、移行期間も無しに、突然とスパイクタイヤが禁止になりました。
時代はピンの刺さっていない、スタッドレスタイヤへと移行したのです。
ピンのないスタッドレスは、ピンのあるスパイクに比べて、
やはり凍結路面の性動力に問題があるのでは?との声がはじめのころはありました。
私は現在仙台に住んでいますが、仙台から出た事のないカミサンに聞くところによれば、
やはり仙台あたりは雪もそんなには降らないので、
スパイク全盛時代には粉塵が物凄かったそうです。
道路のラインや横断歩道などは、春になると消えてなくなり毎年書いていたらしいですね。
このように、スパイクタイヤからスタッドレスタイヤへと移行したのは、
そんなに昔の事ではありませんでした。
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